ゴルフツアー観戦の完全攻略ガイド

ゴルフツアー観戦の完全攻略ガイド

 

どうもこんにちは。ミズノオープン2022を観戦しに行った僕が、ゴルフの試合を観に行くなら抑えておきたいポイントを書いていこうと思います。たった一度の観戦なので全ての試合に当てはまるとは思いませんが、それでも感じるところが多かったのでご紹介したいと思います。

このブログでは、ゴルフの試合を観るためのコツなどを紹介しています。

※「完全攻略ガイド」とか大袈裟にタイトルに書いてますが、あくまでも個人的な攻略法で、今後アップデートしていく予定です。

 

チケットの購入

ゴルフツアーの観戦に行くためには、まずチケットを購入する必要があります。
日程が数ヶ月も先の試合に関しては購入できない場合もありますが、大抵は販売開始時期が公式サイトなどに記載されているので参考にしてみましょう。

チケットの購入は、大抵はネットから購入できます。
電子チケットの場合もありますし、紙のチケットが郵送されてくる場合もありますし、コンビニなどで発券する場合もあります。

稀に、この令和の時代にもなってFAXで申し込み、なんてスーパーアナログな場合もあるので注意が必要です。

また、大会によっては通し券のみ販売、バラ売りあり、前売りのみ、当日券ありなど、色々と制限があったりする場合もありますので注意が必要です。
先の予定が分からなくて当日券を買うつもりが売ってない・・・なんてこともあり得ます。
また、前売り券も販売期間が設けられていたり、枚数制限がある場合もありますので、まずは大会の公式サイトなどで情報収集をすることが必須となります。

 

※チケット購入方法については、別記事にまとめていますので参考にしてみてください。

2022年国内 男子ゴルフツアーのチケット販売状況まとめたら謎システムだらけだった

2022 年国内女子ツアーのチケット購入方法まとめ

 

そして、正規ルートで購入するともちろん、定価での購入になるのですが、
意外にもメルカリやヤフオク、ラクマなんかで売られていたりします。
開催コースが近ければ、街のチケットショップなんかでも扱われていたりするそうです。
定価の半額ぐらいで買えることもありますので、予定がある方はぜひチェックしてみてください。

あとは、もうコネで入手ですね。
開催コースのメンバーさんとか支配人、近隣の練習場の偉いさん、スポンサーの社員さんとか・・・
例えばサントリーレディースオープンなんかだと、サントリーの社員さんに知り合いがいれば格安、もしくは無料で入手することが出来るかもしれませんね。実際にそういうコネで入手した知人がいますので。

とにかく、チケットは事前によく調べて購入を考えないと、行きたかったのに行けないなんてことになりかねないので、ちゃんと準備しておきましょう。

 

アクセスとパーキングの確認

これは僕も実際に失敗したので痛いほど身に染みております。

基本的にというか、多分全ての大会で関係者以外は、ゴルフ場の駐車場には車は止めれません

車で行く場合は、開催コース近くの車が沢山とめれる施設などからシャトルバスが出ているはずです。
でも人気の大会や、決勝ラウンドになるとギャラリーの数も当然増えますので、シャトルバスを待つ長蛇の列が出来たりすることも考えられますので、時間にはだいぶ余裕を持って行った方がいいと思います。

僕もシャトルバスの存在を知らずにゴルフ場に直接行き、断られてギャラリー用のパーキングまで行ってシャトルバスで会場へ行ったので、観たかった選手のスタート時間に間に合わないなんてことがありました。

公共交通機関を利用する場合は、ゴルフ場は大抵山の中にあってバスとか出てないので、最寄駅からタクシーに乗るか、シャトルバス乗り場まで公共交通機関を利用して行くか、になると思います。
とはいえ、最寄り駅からタクシーと言っても、最寄駅にタクシーがいるのかどうかも不明ですし、そこからタクシー代いくらかかるんだ?ってことになるので現実的ではありませんね。

ちなみに、僕が行ったミズノオープンでは、ギャラリーパーキングもシャトルバスも無料でした。

未だに感染拡大防止!みたな感じで、入り口で検温やら名前記入させられたりすることもあるので、余計に会場へ入場するまで時間がかかると思います。

お時間には余裕を持って会場へ向かってください。

 

持っていくと便利な物

ここでは、会場で役に立つ持ち物や、これは絶対にあった方がいいものなどを紹介したいと思います。
超個人的な意見なので、取捨選択はご自身でお願いしますね。

・リュック、ウエストポーチ、ショルダーバッグなど

観戦中はある程度ゴルフ場の中を歩き回ると思います。一箇所に留まって観戦する方はそこまで必要ないかもしれませんが、特定の選手について回る方などは、両手が塞がらないようなカバンがあると良いと思います。

・保冷できる水筒(夏場)

夏場のゴルフ場は、皆さんご存知の通り灼熱地獄です。熱中症を予防するためにも小まめに水分補給は必要です。もちろん会場内にもペットボトルなどのドリンクは売っていますが、すぐにぬるくなってしまうので、保冷できる水筒が一つあるとドリンクを買って入れ替えれば常に冷たい水分を補給できるので便利です。

・サングラス、日焼け止め、タオル、帽子、虫除けスプレー

これらはもはや説明するまでもありませんね。

・レーザー距離計

遠くの選手や、どこにボールが落ちたかとかを見るために、これは双眼鏡やオペラグラスなんかでも良いのですが、選手の立場になって残り距離などを確認できるので一石二鳥だと思います。

・折りたたみの椅子、又は脚立など

ゆっくり一箇所に留まって、あまり移動しない人は折りたたみ式の椅子があると非常に快適に過ごすことが出来ると思います。移動する人でも、途中で座るところはほとんどありませんので、持ち運びやすい小さめの椅子がると休憩しやすいかもしれません。
身長の低い人なんかだと、軽めの脚立や、ホームセンターなどで売っているプラスチック製の踏み台なんかがあると前に人がいても選手のプレーを見ることができますし、疲れたら椅子がわりにもなるので便利です。

・クーラーボックス

小さめのクーラーボックスを持ってきて、座りながら観戦している人もいました。
中には冷えたドリンクが入ってるんでしょうね。ありですね。

 

持って行っても役に立たないもの

お弁当

役に立たないことはありませんが、コース内での食事は禁止されていて、特定のエリアでしか食べれないことがほとんだと思うので、そこで販売されている弁当などを購入するか、そこでお弁当を食べることになると思います。

カメラ

日本のゴルフツアーでは、コース内での撮影は原則禁止されています。
撮影できるのは、限られたエリアや練習場など大会によって違うと思いますので確認が必要です。

撮影できたとしても、動画だけ、とかもあります。

これが、日本のスマホのカメラは、シャッター音が鳴るので選手が気にするからだと思います。

なので、会場自体へスマホ以外のカメラやビデオカメラの持ち込みは禁止されている事が多いので、持って行っても撮影する事ができません。

日傘

これは役には立つのですが・・・
ぶっちゃけ言うと、邪魔でしかりません。

人混みで日傘をさされると前が見えませんし、ぶつかりそうで危ないし、迷惑でしかない。

日焼けや暑さ対策なのは分かりますが、日傘をさすなら後ろの方で観戦するとか、あまり人がいないところでさすとか配慮して欲しいなと思います。

 

服装

服装に関しては、ゴルフをプレーするわけではないので、ルールが無い大会がほとんどだと思います。

なので、基本的に何を着て行こうが自由です。が、まあそこはTPOを考えましょう。

ゴルフの観戦は、コース外を歩くことになります。木の中や草むらなんかを歩かされることもありますので、夏場でも半ズボンやスカートより長ズボンを履いた方が、虫除け対策には良いかと思います。

夏場は暑いんですけどね・・・

そして、いろんな足場の所を歩き回るので、サンダルなどはしんどいです。
普通のスニーカーやブーツよりも、ゴルフシューズが一番適していてオススメです。

夏場は暑さ対策や虫対策を考えた服装、冬場は防寒をしっかり考えた服装で、どちらにしても動きやすく多少汚れても気にならない服装がオススメです。

 

プロの球筋を見たいなら後方から

やはりプロの試合の醍醐味、特に男子プロなら豪快なティーショットやその弾道、球筋などが見ものですし、それらを見たい!という方も多いはず。

でもやはり、プロです。我々アマチュアとは球の速さが違いすぎて目が追いつきません。
また、想像している弾道と全く違うところに打ってくるので球がどこに飛んだかわかりません。

なので、プロの弾道を確認するのに最適な場所は、後方です。

ティーショットはもちろん、後方から見れるなら絶対に後ろから見た方がいいです。
横からだと全然わかりません。

セカンドショット以降も、真横から見るのではなく、斜め後ろからがおすすめです。
斜め後ろだと比較的ギャラリーの数も少なく見やすい位置にポジショニングする事ができます。

初めて男子プロの弾道を見る人は、必ずびっくりすると思います。

予想の上を行く高さや、低さ、ドローでもそんなに右から曲げるの?とか、球の伸び方、初速の速さ、そしてインパクトの音に驚愕の連続です。

もう、僕たちのやってるゴルフと別の競技かな?ぐらいに感じるかもしれません。

なので、ティーショットはプロが移動してくる前に次のティーグラウンドへ向かい後方を陣取ることをおすすめしておきます。

 

ゆっくり観戦したいなら予選ラウンドがおすすめ

当然のことながら、決勝ランドは土日です。なので土日休みの人は土日に集中しますし、やはり決勝ラウンドを見たい!という人も多いと思います。

よって、平日に開催される予選ラウンドがおすすめなんです。予選なので、選手の数も多いから沢山の選手を見ることができますし、比較的人も少ないのでゆっくり観戦することができます。

僕もまた観戦に行くなら予選だな〜と思っております。

 

じっくりとプロのスイングを見たい人は練習場へ

さて、試合中のプロゴルファーたちは、とにかくプレーファーストでサクサク進んで行きます。

ギャラリーが多いと、プロのプレーを見る位置取りにも苦戦しますし、なかなか良いアングルでスイングや球筋を見ることはできません。

それでも、じっくりとプロのスイングを研究したり、弾道を確認したい方は練習場がオススメです。

もちろん人気のあるプロが練習をしていると、それなりのギャラリーが詰めかけますが、そんなに人気の無い選手なら後方からじっくりと見る事ができます。

人気の無い選手と言っても、そこはやはりプロです。レギュラーツアーに出場できるぐらいのプロなので、トッププロと言っても間違いありません。
全くアマチュアとは球筋もスイングも、何もかも違います。当たり前ですが。

特に、ラウンド後の練習場がオススメかと思います。

朝のスタート前の練習場は比較的ギャラリーが多いのですが、ラウンド後だとギャラリーの多くがプレー中の選手を見ているので、比較的空いているのではないかと思います。

僕も実際に、ラウンド後の選手の練習をじっくり1時間ぐらい見て、かなり勉強になりました。

そして、練習場だと動画を撮影できる可能性が高いので、後からチェックすることもできるのでおすすめですね。

 

観戦のマナー

ゴルフのプレーにもマナーがある通り、やはり観戦にもマナーがあります。

プレー中の撮影は禁止

これは前述しましたが、日本のゴルフツアーでは基本的に撮影は不可です。一部撮影可能エリアが設けられている場合があるので、そちらで撮影しましょう。

日本のスマホはシャッター音が出るので、選手たちのプレー中は禁止されてるようです。

それでも平気で動画とか撮影している人がいます。撮影したい気持ちはめちゃくちゃわかるのですが、そこはゴルファーとしてマナーやルールを守るべきだと僕は思います。

ミズノオープンでは、3人ぐらい隣の人が撮影していたので注意しました。

 

プレー中は静かに

アマチュアのラウンドでも当然のようにする事なんですが、もちろんプロのプレー中も静かにしないといけません。スタッフが「プレー入ります!」と呼びかけるので、会話はもちろん移動するのも控えましょう。

どこまでプロが気にしているのかわかりませんが、ガサガサ動いている音がすると気になるのかもしれませんね。

 

盛大な拍手と掛け声を!

やはりナイスショットした時やバーディーパッとを沈めた時なんかは盛大に拍手したり、「ナイスバーディー!」なんて声をかけると選手も嬉しいだろうし、会場が盛り上がるので良いと思います。

一人で観戦に行っているとなかなか声を出しにくいので、僕は拍手は惜しみなくするようにしていました。

 

 

 

まとめ

いかがでしょうか。完全攻略ガイドとか大袈裟なタイトルですが、まだまだこうした方がいい、あれも追加したほうがいいなんて項目が出てくると思います。

ただ、目の前でトッププロの素晴らしいプレーを観戦することは、アマチュアゴルファーにとって必ず何か役に立つ事があると思います。

特に男子プロのショットになると、アマチュアをレベルが違いすぎて参考にならない場合もあると思います。それでも、その中から何か一つでも持って帰る事ができたら、今後のゴルフ人生において必ずプラスになるはずです。

実際に僕もプロのプレーをこの目で見て、画面の中で見るのと全く違う迫力や緊張感、プレーの速さ、弾道、球筋、マネジメントなど色々と勉強になることがありました。

もちろん、プロの球筋や弾道なんて真似したくても出来るものではありません。
それでも、今の自分のショットに満足せず、少しでも近づけるように努力する気持ちが生まれました。

今まで僕は何をしていたんだ?と自信が無くなりかけもしましたが、所詮アマチュアです。
プロと比べるなんておこがましいにも程がある。

真似できるところは真似して、無理なところはサッサと諦める。飛距離なんて完全に真似できませんしね。

今後、もしプロのツアー観戦を考えている方にとって、少しでもこの記事が参考になればと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。